2009年10月11日

先日見た映画(24)

カチンコ 先週、映画『南極料理人』沖田修一監督を見てきました。

いわゆるワンシチュエーション・コメディってやつで、なかなか笑える要素満載で“おすすめ”です!

ネタバレありかもなので注意!zoo

同じようなワンシチュエーション・コメディとしては、何年か前に公開された『刑務所の中』という映画がありましたが、(設定は違えど…)あの映画に近いのでは…。

あの映画でも、刑務所という閉鎖された空間、同じように繰り返される日常の中で、独房仲間同士のどこか笑える交流・共同生活とともに、質素でありながら、なぜか温かい食事の場面が印象的に描かれていたように思いますが、その点に関してもこの映画と共通点の
多い映画ではないと思います。

ストーリーは、南極の沿岸部にある昭和基地から約1,000キロ離れた内陸、標高3,810メートル、平均気温マイナス54℃、ペンギンやアザラシはおろか、ウィルスですら生存できない極寒地、【南極ドームふじ基地】での8人の南極観測隊員における約1年間の共同生活を、料理担当として派遣された西村(堺雅人)の目線で描いた“ほのぼの系(?)コメディ”です…。

なにげに、しょっぱなのシーンが、ある意味一番緊迫感があるシーンで、(つかみはOK!って感じで・・・)実ににうまいことこの映画のワールドにはまってしまう(=はめられてしまう)ところが秀逸で素晴らしい・・・。

その後、「えっ!・・・最初の緊迫感は、なんだったの?」っていうくらい“ほのぼの”した展開で、その中になんとなく笑ってしまう要素が盛込まれていて、例えば、ウィルスですら存在しない世界っていってるのに、風邪ひいちゃったとか言ったり、おにぎりを基地の外の隊員に届けたら、凍っちゃってるみたいな(シュール?)笑いがてんこ盛で、前に紹介した『インスタント沼』でも、若干過剰なネタフリがあって、笑い所ですよみたいなフリが逆に興ざめしちゃうってゆうのが最近非常に多くって、そうした中で、この映画の思わず笑っちゃうっていう感覚は、なかなか新鮮でおもしろかったですわーい(嬉しい顔)

この映画、南極での体験をもとにした、西村淳のエッセイが原作だそうで、基地内での日々の料理がメインで話が展開して行き、シンプルな料理、ばかっぽい料理、高級料理など本当においしそうな、または一度食べてみたいと思うような料理が次々と出てきて、そこにまた「くすっ」と笑ってしまうようなセリフや演技を盛り込んでいて、ワンシーンワンシーンがミルフィーユのように重なって作られていて見ごたえありました・・・あせあせ(飛び散る汗)
(すみません・・・あせあせ(飛び散る汗)書いてたらなんか食べ物に例えた方がおもしろいかなと思って、書いてしまいました・・・あせあせ(飛び散る汗))

まあ、細かい点をつくと、それどうなんだろうっていうのはあるにはあるんですが、それすらも笑って許せる感じです。


091012-04.jpg

<今回もプログラム買ってしまいましたあせあせ(飛び散る汗)>

正直プログラムをざっと見た感じ、ストーリー、プロダクションノート、出演者&監督インタビューといったのが載っているんですが、「あれ・・・?」 ふつうのプログラムだと外の人間の解釈(映画評論家の批評であったり、専門家の考察)といったものが載ってたりするんですが、これにはない・・・たらーっ(汗)
「なんだよ薄っぺらいじゃん!」って思って読んでみたら、驚き!映画の“ほのぼの感”がプログラムにまで伝染しているんですわーい(嬉しい顔)

特におもしろいのが監督の撮影苦悩を綴った『沖田監督の撮影日記!』
「僕は映画を監督するのに、向いていないのかもしれない。」というところからはじまり、撮影秘話や苦労話(例えば、実際は網走で撮影していて、南極へは1度も行ってないことや、高級食材を使うシーンでテイクを重ねた際、助監督に怒鳴られこと、ストーリー上、ある大事なものが穴に落ちるシーンの撮影で、うまくポロッと落ちる仕掛けをスタッフ総出で考え、製作し苦労して撮ったんだけど、結局全部CGを使った裏話など・・・)満載です。
なので「この監督は、実は物書きとしても才能があるんじゃないか」と思いつつ、今後が非常に楽しみな若手監督だと思います。(ちなみにボクとは、1歳しか変わらないんですけどね・・・あせあせ(飛び散る汗)

最後に、あえてラストバレする必要もあんまりないですが・・・。

【注意】ラストに関わる部分ですのでご注意・・・。

南極ドームふじ基地は1995年に、過去百万年間の気候変動を探るための氷床深層掘削作業を目的として建てられたものだそうで、2007年に作業を終了し現在は誰もいないそうです・・・。
その辺のことを当然知らないボクとしては、最後に{あれ・・・?、みんな帰って来ちゃってあの基地は大丈夫なの?」って思いました・・・たらーっ(汗)

でも、おそらくこの映画を見終わった際、ほとんどの人が思う率直な感想を代弁するならば・・・、「あ〜、腹減ったなぁ!」だと思います!「うん、間違いない!」 zoo
posted by チチブドウ at 16:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味
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