2009年08月29日

先日見た映画(18)

カチンコ 先日、テアトルタイムズスクエアにてスパイク・リー監督映画『セントアンナの奇跡』を見ました。

スパイク・リー監督の映画って最近のしか見てないんですけど、好きな監督さんです。前作の『インサイド・マン』は驚きの展開を上手く見せていて、映画自体も良かったんですが、特に音楽が抜群にかっこいい!
サントラも買っちゃいましたあせあせ(飛び散る汗)

今回も、スパイク映画の常連、テレンス・ブランチャードの音楽が、この映画にどんな味付けをするか注目です!

あと、大変残念なんですが、今回行ったテアトルタイムズスクエアが今月の8月30日閉館を迎えるということで、その点に関してもふれようと思います。 zoo

ネタバレありなので注意! zoo

今回の『セントアンナの奇跡』は、スパイク・リー監督初の戦争映画だそうで、ただそれでもスパイク流というべき黒人の目線から世界をとらえる映画という意味では、一貫して貫いてきたテーマだと思います。

ストーリーは、第二次大戦中にイタリアのトスカーナで起きたセントアンナの大虐殺を、黒人だけの部隊“バファロー・ソルジャー”の4人の隊員を中心に描いた映画です。

正直、戦争映画が苦手の人は敬遠する映画だと思います。確かに残虐なシーンもありますし、気分のいい映画とは言えません。
ただ、7月4日先日見た映画(10)『真夏のオリオン』でも書いた通り、実際の戦争とは「そういうものであって、かっこよく描いたところでなんの教訓にもなりゃしない!」ということで、見る価値のある映画だと思います。

ボク、正直この映画よく分かりませんでした・・・。
(ただ、それはボク自身が歴史の勉強不足なだけなんですけど・・・。)
“バファロー・ソルジャー”の存在というのもなかなか知られていない部分だと思いますし、イタリアの当時の状況なんかは、ちょっと知ってから見た方がいいかもしれません・・・。

090831-01.jpg

<結局パンフを買いました・・・>

このパンフが結構役に立ちます!ボクが分からなかった部分がちゃんと補足されていて、さらに「このシーンにはこんな意味が・・・」っていうのもあって“目からウロコ”でした。
※パンフ(=プログラム)にも“当たり”“ハズレ”があるのを知りました・・・。

それをひっくるめてこの映画を見ると、ものすごく良く出来ています!
(実際、パンフ読んでもう1回行きたくなっちゃいました・・・。)

たぶんボクらには分からないくらい、細かいところまでこだわって作っているんです!

今回、オールイタリアロケだそうで、95%がイタリア人スタッフだそうで、言葉の問題なんかもあったみたいなんですが、キャストもイタリア人のところは現地でオーディションなんかもしていて、トスカーナのなまりなんか(ボクらには違いが分からないところですが・・・)も取り入れているみたいです。
さらに“バファロー・ソルジャー”のキャスティングでもへスター役のラズ・アロンソには、英語、イタリア語、+αを求めたり、トレント役のオマー・ベンソン・ミラーには、27キロの減量を要求したり、ビリー・バットの指導の下、4人とも軍隊式“ブート・キャンプ”に入隊したり、現地では、セントアンナ教会の前で撮影したりと、リアリティーを限りなく追求した映画になっています。

ただ「リアリティーを追求したところで、それに気づく人は一部かもしれない・・・」、じゃあ「なぜそこまでこだわるのか?」それがまさに「【世界標準の映画】だから!」ってことなんじゃないかと思います。
ただ、アメリカでの公開や、イタリアでの公開だけを目的として作っていたら、ここまでこだわっていないと思います。世界的に評価されている監督だからこそ妥協はしないという姿勢、見事だと思います!
※これぞプロフェッショナルの仕事なんだなぁと思いました。

※選挙ネタの絡みでいうと、本当の意味で求められる日本のリーダーはこういう人なのかもしれないと思ったりもします。

ちなみにあんまりふれる時間がなくなってしまいましたが、音楽もマジ良かったです!

〜以上〜

映画の部分が長くなちゃいました・・・あせあせ(飛び散る汗)

090829-03.jpg

今月の8月30日閉館を迎えるテアトルタイムズスクエアですが、本当に何度もお世話になった映画館で、ミニシアター系の映画を大スクリーンで見れる数少ない映画館だっただけに残念です。

もとは、8月2日先日見た映画(14)〜後編〜でも紹介していますが、(おそらくアナログの)IMAXシアターをかける映画館としてオープンしたんですが、IMAXゆえの難点にぶつかり、映画館の構造は変えずに通常のミニシアター系映画館として再スタートをきり、今回の閉館を迎える訳ですが、確かに座席が急なだけに“見易さ”という面では批判的な声もありますが、いくつもの上質な作品や名作をかけつづけてきた映画館として気に入った映画館の1つでした。

ボクは映画館の良さは、見易さ快適さだけでなく、かかる映画の品質も映画館を評価する上での一部だと思っています。

090830-01.jpg

最後に特集上映をやるみたいですが、仕事があって行けませんので、今回の『セントアンナの奇跡』テアトルタイムズスクエアの見納めとなりましたが、最後にふさわしい映画だったと思います。

本当にお疲れ様でした。そして、ありがとう!
zoo
posted by チチブドウ at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味
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