2009年08月08日

先日見た映画(15)

カチンコ  今回は先日シネクイントで見た『サンシャイン・クリーニング』という映画をご紹介。

『リトル・ミス・サンシャイン』を手がけた3人のプロデューサーがふたたび集結した最新作で、本国アメリカでたった4館からはじまり全米トップ10入りするほどの大ヒットを記録したインディペンデンス映画です。

『リトル・ミス・サンシャイン』は、ボクの今まで見た映画の中でもBest5に入るくらいいい映画だったので、期待度は高かったです。
※監督も『リトル・ミス・サンシャイン』を撮った人かと勘違いしていました。ちなみに監督は『シルヴィア』クリスティン・ジェフズです。

ネタバレありなので注意! zoo
『リトル・ミス・サンシャイン』に続いて家族がテーマの映画です。

ストーリーは、シングルマザーの姉ローズと何をやってもうまくいかない妹ノラがある人の紹介で“事件現場”の清掃業をはじめる話です。
※ノラが何をやってもダメなシーンで、ファミレスでこけて料理をぶちまける場面があるんですが、コントかよってくらい見事に何にもないところでこけるので笑えます。

事件の方は注目されても、こちらは裏方の方の仕事です。ある意味『おくりびと』とはコインの裏表見たいな映画です。
※この辺の分野って今アメリカで関心度が高いのかななんて思ったりします。また、事件現場のほとんどが自殺現場なので、この点は現代社会を投影しているのかなと思います。

日の当たらない仕事であるこの清掃業を通して、また亡くなった人の家族とのふれあいの仲で、自分達の家族の絆を再確認したり、眼を背けていた家族のことに向き合っていくというヒューマンドラマで、タイトルのサンシャインと“その日の当たらない仕事”である清掃業(=クリーニング)対比させて並べるセンスが見事だと思います。
※最近は無茶な邦題をつけるケースが多いですが、このタイトルは変えないことが正解です!

『リトル・ミス・サンシャイン』とこの映画を見ていて思ったのですが、このスタッフ達は本当に子供のキャスティングや演出がすごくうまい!
そして、『リトル・ミス…』に続いて参加しているアラン・アーキンの演技はやっぱりすごい!
※そういえば最近子役のキャスティングが絶妙と感じたのが、NHK大河ドラマの『直江兼続』です。兼続の子供時代をやったこは今やCMにひっぱりだこだし、(個人的には)兼続の娘役の子もうまいと思います

ちなみに、ドラマ『24-TWENTY FOUR-』のクロエ役の女優(メアリー・リン・ライスカブ)が出てるんですが、クロエのイメージが強すぎるのかいつも不機嫌な感じを受けるのは気のせいでしょうか?

ただ、この映画はいい映画だと思いますが、若干引っかかる部分があって、まずシングルマザーなのはいいんですが、子供(オスカー)の父親について一切触れない点(不倫相手が出てくるけど父親じゃないぽい)と、(映画の核心部分ですが)母親の死について父親ジョー(アラン・アーキン)が触れる場面がない点でなんとなくすっきりしない…。
せめて、父親であるアラン・アーキンがこの子供達(姉妹)に母親のことを語る場面が少しでもあれば、絶対うまい演技を見せてくれるだろうし、映画としてぐっと深みが出るのになぁと思いました。

なもんで、最終的に映画の中では、みんな心が晴れ晴れ(=サンシャイン)ですが、ボクの心はもやもや(=スモーキング)でした…。 zoo
posted by チチブドウ at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 趣味
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